1年に何日あるだろうかという気持ちの良い春の1日。
5月11日(土)、経絡養生講座を開催致しました。
その時の様子をお伝えします。
遠路東京からお越しの方を含め初参加の3名様、いつも楽しみにしてくださっている4名様と、養生ランチを提供して頂いたあさみさん、大人気だった野草プレートを作ってくれた牧野さん、ふうちゃんを抱きながら撮影してくれた香織さん、この場を残してくれた先祖の皆様にお礼申し上げます。
5月のテーマは「心包」
その字の通りこころ=神を守る架空の臓器があると東洋医学では考えられているのですが、その臓器の存在を体験を通じて楽しく学べるのが当院の講座の魅力の一つ。
難しいから覚えなくてよいと思っています。
それよりも体験が積み重なって、感覚が磨かれていく、自分の心身と対話して自分を知ることが出来る。そんなことの方が貴重な時間の使い方であり、東洋医学の本質に近いのだと思います。
まずは恒例の中條先生直伝「頭のお灸」から、熱を使って氣の巡りを体感します。
脈を診てみる。
参加者どうしの違いを知ることで、また自分を知る。
本来、脈は人と比べるものでは有りません。
ですが、いろんな脈状の方がいることを知ることは、自分を知るうえでとても有益です。
こんなに笑顔で自分の身体と向き合う時間。
早くもこの講座も8回目を迎え、そんなことが自然に出来る講座になってきて嬉しく思います。
そして「心包」のツボへお灸をしていきます。
一つのツボへお灸をしたことによる心身の変化を感じる。
そんな変化を受け取れる皆様の素晴らしさと、お灸の効果に改めて感動しました。
1時間半の講座があっという間に終了。
最後に講座の感想をインタビュー
ほんの少しの時間でも自分と向き合う良い時間になったようです。
さて皆様お楽しみのランチへ
今回はumihanabaseあさみさんに養生ランチをご提供いただきました。火の性質を養う苦味を足して、季節のもの、自分たちで作った安心な素材などをふんだんに活かした優しい風味に皆さんも大満足で完食。
癒しの里の畑でみんなで収穫したばかりのスナップエンドウとそら豆、牧野さんの野草プレートも加わり、大ボリューム。酵素玄米も好評で、ご飯だけ買いたいとのご希望も頂き嬉しかったです。
春の彩に囲まれて、さて午後からは里庭創りを実践。
本当に氣持ち良い陽気の中で、今日はサツマイモと落花生の植え付けとお庭整備です。
あ、香織さんが帰って、写真が有りません(笑)
今日もまたよもぎを大量に摘みました。
浄血作用のあるよもぎは、現代に欠かせないデトックスアイテムとなりえる、古来から連綿とその効用が受け継がれてきたスーパー薬草の一つ。癒しの里では大切にしているのですが、果樹の植え込みにもずいぶん生えてしまったものを今回は間引いて収穫していきます。大量に収穫してこんなに!
これで、リトリートの時にアーシングで使うよもぎ枕を作ろうと思います。
このつぼは・・・なんて知識だけではなく、私たちの先祖が大切にしてきた里山に触れ合いながら、人間も自然の一部であり、自分の中に宇宙が有る。そんな東洋医学の本質をみなさんとシェアする講座になってきたことに感無量な一日でした。
さて次回の経絡養生講座は6月8日㈯テーマは「胃」について学んで行きましょう。
午後は野菜を植えたりよもぎ摘みなどの里庭創りをする予定です。
もしくはオプションで枇杷狩り&枇杷の葉灸も出来たらなというタイミングです。
皆様と充実のお時間を過ごせることを楽しみにしています。
お申し込みは下記リンクより
「氣のよいところ 癒しの里」
最高の誉め言葉です。
またみんなで温かい氣を巡らせて、一緒に東洋医学を旅しましょう!
癒しの里の鍼灸師 石川より
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